この記事では、名探偵コナンに登場する “スコッチ”こと“諸伏景光”について徹底解剖していきます!
具体的には、以下の順番でスコッチについて紹介していきますね!
・スコッチ(諸伏景光)の声優を紹介
・スコッチ(諸伏景光)の登場回を紹介
・スコッチ(諸伏景光)のプロフィールを徹底解剖
・スコッチ(諸伏景光)の生きてる説を考察
この記事を読めば、スコッチがどんなキャラクターなのか把握できます!
スコッチについて深く知りたい方はぜひ、読んでみてください!
スコッチ(諸伏景光)の声優は緑川光です。
スコッチ(諸伏景光)の声を担当している声優は“緑川光”さんです。
緑川光さんは、1988年から声優活動を開始しているベテラン声優さんです!
これまでに以下の人気アニメの人気キャラクターを演じていますね。
- ドラゴンボールZ → 人造人間16号
- SLAM DUNK → 流川楓、池上亮二
- 遊☆戯☆王 → 海馬瀬人
- ワンパンマン → ガロウ
- バトルスピリッツ ソードアイズ → 白夜王ヤイバ
また、名探偵コナンでは、『諸伏景光 / スコッチ』の声を演じていますが、他にも以下のキャラクターの声優を務めています。
藍川冬矢、石田隆志、神尾俊之、河竹乙弥
さらに、緑川光さんといえば、『新機動戦士ガンダムW』の主人公“ヒイロ・ユイ”の声優を担当しています!
『ガンダム』と言えば、名探偵コナンとかなり関係のある作品として有名ですよね!
赤井秀一の声優の“池田秀一”さんや、安室透の声優の“古谷徹”さんなども『機動戦士ガンダム』で声優をされています。
そして、この3人はガンダムシリーズの主役を演じている3人でもあるんですよね。
- 赤井秀一:シャア・アズナブル
- 安室透:アムロ・レイ
- スコッチ:ヒイロ・ユイ
ガンダムの主役を演じた3人は、『名探偵コナン』だと『黒の組織』に潜入していたスパイを演じていることになります。

いや、実に豪華すぎる並びですよね。



この並びはガンダムファンも歓喜するレベル。
しかも、スコッチの初登場は『緋色シリーズ』でした。
緑川光さんは『新機動戦士ガンダムW』の主人公“ヒイロ・ユイ”を演じていたわけですが、『緋色』と『ヒイロ』がかかっていて鳥肌が立ちます。。
青山剛昌先生は、本当にガンダムが好きですよね。。
スコッチ(諸伏景光)の登場回を紹介
スコッチ(諸伏景光)は、黒の組織とのストーリーが進む大切な回に登場します!
具体的には以下の回に登場しますね!
- 第779~783話『緋色シリーズ(緋色の序章/緋色の追及/緋色の交錯/緋色の帰還/緋色の真相)』
- 第836~837話『仲の悪いガールズバンド(前編/後編)』
- 第866~867話『裏切りのステージ(前編/後編)』
上記の中でも、セリフのある回は以下になります。
- 第836~837話『仲の悪いガールズバンド(前編/後編)』
- 第866~867話『裏切りのステージ(前編/後編)』
特に、第866~867話『裏切りのステージ(前編/後編)』では、スコッチの死の真相について詳細に描かれており、『赤井秀一』『安室透』『スコッチ』の3人の関係性が細かく描かれています。



この3人のセリフが映像やBGMと共に入ってくるので、臨場感がすごい。



この回は神回だよね。
ぐッとコナンの世界に飲み込まれるかのような名シーンがありますので、『裏切りのステージ(前編/後編)』は絶対に見るべき回の一つですね!
スコッチ(諸伏景光)の生きてる説を考察
すでに死んでいる『スコッチ』ですが、コナンファンの中では「実は生きているのでは?」という声もあるようです。
果たして、本当にスコッチは生きているのでしょうか?
ここに関してと言うと、生きていてほしい気持ちは山々なのですが、やはり『スコッチは死んでいる』という見解の方が正しいでしょう。
赤井秀一も過去には死んだことになっていたため、劇場版『異次元の狙撃手』や『緋色シリーズ』ではかなり意表をつかれました!
登場回は少ないもののファンが多いスコッチなので、生きていたら想像だにしない展開になってきますよね。
赤井秀一、安室透と一緒に黒の組織を倒すスコッチを観てみたいところですが、『裏切りのステージ』にも描かれているように、やはり『生きている可能性はゼロに近い』と言っていいでしょう。
例えて言うなら、「宮野明美は生きている」と言うくらい可能性は低いと思いますね。
スコッチ(諸伏景光)のプロフィールを徹底解剖
スコッチ(本名:諸伏景光)は、黒の組織の潜入捜査官『ノック』のひとりです。
登場回は少ないものの、ストーリーの重要なカギを握っているキャラクターですね。
特に、赤井秀一(ライ)と安室透(バーボン)の因縁は、スコッチとの関係で生まれました。
名探偵コナンの中でも重要な話に登場しており、なおかつ、赤井さんと安室さんの因縁にも関わり、さらにイケメンということで、スコッチファンはたくさんいますよね。
スコッチ(本名:諸伏景光)と兄の諸伏高明の関係を紹介
そんなスコッチは本名を諸伏景光と言って、長野県警捜査一課警部・諸伏高明の実弟となります。
二人は幼い頃に両親を失い、東京の親戚に引き取られたことから、兄の諸伏高明とは疎遠になってしまいます。
疎遠にはなるものの、連絡は取り合っていましたが、スコッチ(諸伏景光)が公安に配属されたことで、兄の諸伏高明に「警察官を辞めた」と告げて、以降は音信不通に。。
その後、諸伏景光は『黒の組織』へ潜入し、コードネーム“スコッチ”として行動します!
しかし、スコッチはNOCであることがバレてしまい、自ら命を絶って殉職。。
この事件の数年後、兄の諸伏高明は降谷零から諸伏景光の遺品であるスマホを受け取ります。。
そして、そのスマホは普通のスマホではなく、以下の3つの違和感がありました。
- 黒いシミ(血痕)
- 銃弾の跡
- 裏にHの文字が彫られている
上記3つの手がかりから、兄の諸伏高明は弟の諸伏景光が公安に配属され殉職したことに気づきます。
スコッチ(諸伏景光)と安室透(降谷零)は幼馴染で親友だった!?
スコッチ(諸伏景光)と安室透(降谷零)は幼馴染です。
幼い頃から共に育った二人は同時期に警察学校へ入校しています。
ちなみに、警察学校時代の同期は以下の4人ですね。
- 降谷零
- 伊達航
- 松田陣平
- 萩原研二
警察学校時代の同期とは全員と仲が良かったですが、中でも、降谷零とは特段に仲が良かった印象です。
諸伏景光(スコッチ)・赤井秀一(ライ)・安室透(バーボン)の関係と因縁を紹介
諸伏景光(スコッチ)は、赤井秀一(ライ)と安室透(バーボン)の両方と関係がある人物です。
現在は、亡くなっていますが、諸伏景光が亡くなる過程で、赤井秀一と安室透の間には因縁が生まれてしまい、未だに解決されていません。
この件に関しては、名探偵コナンの世界でもかなり大きな見どころとなるため、コナンファンみんなで楽しみたいところです。
そのため、赤井秀一と安室透の因縁の前に、まずは簡単に3人の人間関係をまとめておきます!
まず、諸伏景光(スコッチ)、赤井秀一(ライ)、安室透(バーボン)の共通点は『黒の組織に潜入していた』ということです!
- 諸伏景光(スコッチ) → 公安
- 安室透(バーボン) → 公安
- 赤井秀一(ライ) → FBI
上記の通り、諸伏景光(スコッチ)と安室透(バーボン)は公安警察で、赤井秀一(ライ)のみFBIとなりますね。
そして、名探偵コナンの見どころの一つとも言える『赤井秀一 vs. 安室透』という因縁には、諸伏景光(スコッチ)が大きく関係しています。
ちなみに、名探偵コナンの『赤井秀一 vs. 安室透』と機動戦士ガンダムの『シャア・アズナブル vs. アムロ・レイ』は同じ声優が務めています。
名探偵コナンの世界でもライバル関係にあり、機動戦士ガンダムの世界でも永遠のライバルという関係性なんですね。



青山先生ガンダム好きすぎ。



和解する日はくるのだろうか・・・
そして、『赤井秀一 vs. 安室透』という関係性になってしまった理由に関して、時系列を交えながら紹介します。
まず、スコッチは、第779話~第783話の『緋色シリーズ』で名前のみ初登場しました!
緋色シリーズといえば、赤井秀一が生きていたことが明らかになる神回なのですが、そのなかでFBIと公安が闘うシーンが出てきます。
そして、『来葉峠』で赤井秀一と安室透(降谷零)が電話をするシーンがあるのですが、そのセリフの中に以下の名言が飛び出します。(※782話『緋色の帰還』より)
赤井秀一:「彼の事は、今でも悪かったと思っている。」
このセリフを言われた瞬間、核心に触れられてハッとする降谷零さん。。
この時は一体『彼って誰?』と疑問に思いますが、この『彼』こそが『スコッチ』だったのです!
そして、第783話『緋色の真相』で、ベルモットとバーボンが車の中で『スコッチ』の話をしているシーンがあります。
ここでは『組織内にネズミが入り込んでいる』という話だったので、『彼=スコッチ』とはすぐには気付きにくいかと思います。
しかし、以下の2点から『この組織に入り込んでいて、名前を聞く前に消された公安の人物がスコッチではないか』と絞ることが出来ます。
- 名前を聞く前に消された
- 「スコッチでしたよね」と過去形でバーボンが暗い口調で話している
つまり、スコッチは『緋色シリーズ』で『初登場』していたことになります。
スコッチの2回目の登場は、第836~837話の『仲の悪いガールズバンド(前編/後編)』で、ここでは、スコッチの映像と声(セリフ)が出てきます!
スコッチの3回目の登場は、第866~867話『裏切りのステージ(前編/後編)』で触れられており、簡単に赤井秀一と安室透の因縁の経緯をまとめると以下になります!
当時、スコッチ・ライ・バーボンは、それぞれ『黒の組織』に潜入していましたが。しかし、ある時、スコッチが赤井秀一にノックであることがバレてしまいます。
ただ、赤井秀一は実際のところFBIの人間であるため、赤井秀一はスコッチに「自分はFBIである」とカミングアウト。
しかし、そこに何者かの足音が聞こえてきて、スコッチはこの足音を黒の組織のメンバーだと思い、自決します。
そして、その足音というのが、何を隠そう、スコッチの幼馴染であり、警察学校の同期でもある親友の安室透(バーボン)でした。
つまり、スコッチは安室透の足音を黒の組織のメンバーだと勘違いして自決してしまったのです。
ただ、この時、とっさに赤井秀一はスコッチが自決に使った拳銃を手に取り『自分が撃った』という状況を作りました。
なぜなら、安室透(バーボン)に『自分の足音で自決してしまった』という真実を隠すため、『自らが撃った』という状況を作ったんですね。
つまり、赤井秀一は安室透が混乱しないように、優しさで嘘をついたのです。
しかし、安室透も公安出身のキレものであるため、血痕のつき方からスコッチが自決したことに気づきます。
なので、安室透からすれば、『なぜスコッチの自決を止めなかったのか?』という点で赤井秀一に恨みを持っているのです。
一方で、安室透が自決に気付いていることに気付いていない赤井秀一は、引き金となった『足音』の事もあり、自分がやったと罪を背負っている状況なのです。
以上のことから、赤井秀一と安室透はボタンを掛け違えているような状況になってしまったわけですね。
これが、スコッチに関わる赤井秀一と安室透の因縁のすべてです。
視聴者としては、赤井秀一と安室透の両方の気持ちがわかるので、なんとも切ないですよね。。
また、スコッチが登場する回の第836~837話『仲の悪いガールズバンド(前編/後編)』では、以下の4人が同時に登場します!
- 世良真純
- 安室透
- 赤井秀一
- スコッチ
舞台は、今から4年前。
世良真純は、4年前の中学生の時、スコッチからギターのドレミを教わっていたことが判明します。
スコッチの事を『秀兄の友人』だと世良真純は言っていますが、その人を安室透が『スコッチ』と呼んでいたことも世良真純の話から分かりました。
赤井秀一と安室透とスコッチが一緒にいて、安室透がスコッチと呼んでいたことから、この時の3人は『黒の組織の活動をしていた』ことが分かります。
世良真純のセリフでは、ギターケースの中に『別の何かが入っていた』と言っていることから、この中身は『ライフル』であることも予測されました。
さらに、安室透が心の中で、「君の兄に殺された男だよ」というシーンがあり、先に公開された『緋色シリーズ』に繋がっていたということも明らかになりましたね。
その後、スコッチが自決する一部始終は、第866~867話『裏切りのステージ(前編/後編)』で観ることができます。
細かいニュアンスなども「そういうことだったんだ!」とハッキリと分かるようになっているので、ぜひ『裏切りのステージ(前編/後編)』もチェックしておきましょう!
まとめ:スコッチ(本名:諸伏景光)は公安警察で安室透の幼馴染です
スコッチ(諸伏景光)は公安警察で安室透の幼馴染です。
公安でも優秀な人材で黒の組織に潜入していましたが、勘違いがきっかけで自決してしまいました。
スコッチの最後はかなり悔やまれる内容となり、さらに、赤井秀一と安室透の因縁関係を引き起こす事態となっていますね。
登場回数は少ないものの、スコッチが登場する回は基本面白い回となっていますので、コナンファンは要チェックです!
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